MicrosoftEdgeのレンダリングエンジンがGoogleChromeベースになります!
- 2019/05/19
概要
皆さんはどんなブラウザを使っているでしょうか?
開発者はもとより一般ユーザも Google Chrome を使っている方が非常に多いですよね。
そんな Google Chrome のレンダリングエンジン「Chromium」(正確には少し違いがあります) を搭載した Microsoft の Edge ブラウザが発表されました。
少し前に "Microsoft Internet Explorer" の使用を MS が正式にやめるよう発表したこともあり、独自規格の多かった MS 系統のブラウザが根絶されそうです。
開発者にとってはとても嬉しいニュースです。
開発者向けに Chromium 搭載 Edge がリリースされたので紹介します。
Chromium搭載Edgeの入手方法
では、さっそく入手していきましょう!
入手先は英語ページの「Microsoft Edge Insider」というところから行います。
・Microsoft Edge Insider - https://www.microsoftedgeinsider.com/en-us/
・Windows Blog - Microsoft Edge ? All the news from Build 2019 (機能紹介記事)
以下のようなページが表示されますので、"Download Dev Channel" ボタンをクリックして利用規約などに同意します。
インストールは指示に従って進めるだけの簡単なものです。すぐ使えるようになります。
(インストール用のファイル類をダウンロードしているっぽいので少し時間が掛かります)
インストールが完了すれば、デスクトップ上とタスクバーに起動アイコンが表示されます。
面倒な設定は必要なく直ぐに使い始められます。
![起動アイコン](https://web.analogstd.com/tips/photo/upload/190519084604-49b1182a.png)
早速使ってみよう!
とりあえず起動してみましょう。
なんだかオシャレな背景が表示されますね。最近の MS の流行りでしょうか、ステキです。
スクロールするとニュースなどが表示されます。
これまでの Edge がいきなりニュース画面だったので、洗練されてきたように感じます。
ニュースサイト風のゴチャゴチャ感が苦手なのでかなり嬉しい仕様です。
開発者ツールも Google Chrome と同じ UI になります。起動も Chrome と同じ "Ctrl + Alt + C" でいけます。
また、デフォルトで暗い配色を採用しているようです。
Edge HTML のころは開発者ツールは以下のような UI です。
好みに依りますが、Chrome 風の UI の方が使い勝手が良いと感じます。
スクロールバーのカスタマイズなど、webkit系のプロパティが使える
当たり前なのですが、-webkit- プリフィックスを付けないと使えなかった CSS プロパティが使えるようになります。
試しにスクロールバーをテストしてみましたが、ちゃんとスタイルが適応されます。
まとめ
以上、Chromium ベースの Microsoft Edge の紹介でした。
Google Chrome 一強はそれはそれで面白くありませんが、Web 開発する上では統一されたレンダリングが期待できます。
正式にリリースされるまでまだ少し時間はありますが、とても楽しみですね。