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Web サービス・システム制作実績

タイヤスクエアミツヤ様 (タイヤ・ホイール適合システム)

車種に適合するタイヤとホイール、その組み合わせを自動的に行うシステムです。そのまま発注して決済までが全てシステム内で完結します。

https://www.tire-shop.co.jp/shop/

使用している技術

  • Bootstrap (フロントエンドワークフレーム)
  • 各種機能のスクラッチ開発 (JavaScript、PHP、MySQL)
  • Chart.js (グラフ表示の JS ライブラリ)
  • FPDF (PHP で PDF を生成するライブラリ)
  • PHPMailer (メール送信のライブラリ、SMTP 認証)
  • ゼウス決済 (決済代行サービス、トークン型決済を採用)

タイヤスクエアミツヤ様よりご依頼いただいて制作したタイヤとホイールのマッチング検索システムです。

元々は別のシステム会社様が制作していたシステムを15年ほど使用していたそうです。PHP 5.6 で以下でしか動かず、修正が非常に困難なこととスマホに非対応であったことからシステムを再構築することとなりました。

車種ごとの適合データなどは、Web 系とは別の社内システムで管理されています。社内システムとの連携は主に CSV を使用して行われています。既存システムが使用していたテーブル構造を (適合データに関しては) 引き継ぐ形で基本設計を行っています。
カートや決済データに関しては、拡張しやすいようにテーブルを分割して構造も見直すことでより細かなデータを残すことができ拡張したり解析が容易になるようにしています。

各種機能実装は一部ライブラリ等も使用しておりますが、主要機能はスクラッチ開発です。
これはご依頼いただいた際に長く使えることを重視したためです。Leravel や React.jsなどのフレームワーク・ライブラリを採用することも検討しましたが、そもそもがそれほど大きくないシステムであることと、サードパーティの都合で寿命が短くなることを嫌ったためです。おそらく負債とはならないと思いますが、既存システムも素の PHP や JavaScript で組まれていたのでそれを踏襲したような形です。(私個人もその方が好みです)

また、決済機能に関しては外部の決済代行サービスであるゼウス決済を採用していたためそのまま流用する予定でしたが、3-D セキュアの実質義務化が目前でしたので 3-D セキュアに対応させて各種 UI も刷新しました。これが意外に大変でしたね。(実装のドキュメントと実際の動きが異なる部分がありました)

業務効率化のために業者様向けの見積書を PDF で自動発行できる機能も実装しています。
商品を選べば殆ど手間が掛からず即座にフォーマットに沿った見積書を出力することができるようになりました。

Web UI は、既存の Web サイトを参考にイメージをそのまま落とし込んでいます。(作成したシステムに専用のデザイナーはおらず、設計・デザイン・実装全て担当)

Sizeee (家具検索サービス)

様々な家具を取り扱う EC サイトから家具のサイズデータを収集し、簡単で高速に検索ができるようにしたサービスです。

https://sizeee.com/

使用している技術

  • WordPress + SWELL (WordPress 用の高機能テーマ)
  • Amazon PA-API v5
  • スクレイピング
  • 高速な検索を行うためのデータベース設計

このサービスの特徴は、家具メーカなどが独自に運営している EC サイトから自動的に家具のサイズデータを取得して横並びで比較ができることです。これによりサイズが合えばメーカや購入元はどこでもいいというニーズに応えます。2024/02/17時点で64万点ほどの商品データが蓄積されています。

大量の家具データから高速に目的の家具を検索するためにデータベースの設計や検索方法などを工夫しています。

また、複数人で運営するためのユーザ管理やおしらせ、コラムなどの投稿機能を実現するためにベースのシステムには WordPress を利用しています。ただし、家具データを保管するデータベースは WordPress とは独立しています。(サーバ側にデータベース当たりの容量制限があるため)

家具のサイズデータがサービスの要になるため、自動で取得したサイズが間違っていた場合にユーザに報告してもらえる機能も実装しています。これにより管理者が手動で修正しやすくなります。

can4u (キャンペーン支援サービス)

SNS 上で行われるキャンペーンを手軽に行うことができるようにしたサービスです。応募者の集計から抽選までを自動化することができます。

https://can4u.jp/

使用している技術

  • Bootstrap (フロントエンドワークフレーム)
  • Facebook Graph API (Facebook / Instagram)
  • Twitter API v1.1 / v2 (𝕏)
  • Stripe API (決済代行サービス、リンク型決済を採用)
  • 動的に生成可能な疑似的な Cron (定期実行スクリプト)
  • 高速な検索を行うためのデータベース設計

システム部分からフルスクラッチで制作しているサービスです。多数の機能的なページを連結したり、外部サービスとのデータ送受信のために殆どの機能を実装する必要がありました。

Facebook や 𝕏 (旧 Twitter) のソーシャルログイン機能でユーザに登録の手間を取らせずにすぐにキャンペーン支援を受けることができます。また、ログイン時にサービスに一定の権限を許可することでこのサービスから SNS 上での応募条件を満たしたユーザを自動的にリストアップすることが可能になります。
キャンペーン企画で、応募者が数十人を超えてくると集計だけでも大変な手間となります。自動化することで効率的、かつ、公平にキャンペーンが行えます。

キャンペーンの詳細ページ例 (https://can4u.jp/s-twitter/campaign/view/riUGXvcTo5gtDlnGcOHj6vBbnpUNFWF4jVN3k3VgcuChXmEj)
キャンペーンのへの応募者一覧、CSV への出力も可能

また、決済代行サービスの Stripe を使って、有料プランの自動発行が可能になっています。無料プランでは一部の機能に制限があります。