クレジットカード決済の EMV 3-D セキュアが義務化されます (2025年3月までに要対応)

クレジットカード決済における不正利用を予防する EMV 3-D セキュアの導入が EC サイトで義務化されます。2023年には被害総額が過去最大の541億円にも上り、その内9割がカード番号が知られたことによる被害で誰にでも起こり得るリスクがあります。

Stripe や PayPal のリンク型の決済であれば特に対応は不要です (一部、対応が必要な場合もあります) が、トークン型などで自サイト内で決済を完了させるような実装をしている場合には EMV 3-D セキュアに対応した実装が必要になってきます。

決済処理の中でカード利用のリスク評価をクレジットカード会社が行うことで安全な決済のみが可能となります。リスクが高い決済 (金額が高かったり普段の買い物傾向と違う場合など総合的に判断されます) では暗証番号の入力などを要求することで不正利用を防いでくれます。

不正利用発覚時には、カード会社がその被害額を補償してくれるのでそういった意味でも導入するメリットがあります。(3D セキュア未導入では、加盟店が補償する)

この機会にトークン型から外部のサービス内での決済 (リンク型) に切り替えたり EMV 3-D セキュアの導入を計画するようにしてください。
Stripe や PayPal をはじめ、GMO Epsilon やゼウス決済など幅広く対応実績がありますので、ご自身で不安な場合はぜひご相談ください。

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